2012年1月19日木曜日

今日の稲村ケ崎 冬の日


薄曇り
波は穏やか
ありふれた冬の一日

寄せては返す波の音
刻々と変わる空の色

繰り返す日々が
螺旋を描くように変って行く




海岸へ降りて
右を見て
左を見て
足元を見て
ちょっと歩くとこんな景色も在る

2012年1月11日水曜日

今日の稲村ケ崎 不思議の島





この辺りで育ちましたが、去年初めて気が付きました。

夕陽に照らされた真ん中辺りを拡大すると…




ほら、真ん中辺り、伊豆半島の手前に、黒い島がいくつか浮かんで見えるでしょ。

秘密の金銀財宝が隠されているんじゃないかとか、異次元へ通じているんじゃないかとか、行ってみたいとか、なんかもう、わくわくして頭の中いっぱい。


2011年11月26日土曜日

鎌倉×密教「秘仏降臨」

先日、なんとなくふらふらと、鎌倉国宝館へ行って来ました。

宣伝のチラシを見ると「秘仏降臨」と書いてあって、不動明王像が厳しいお顔でこちらを睨んでいる。



どんな感じなんだろうと、恐る恐るのぞいてみると…


大日如来像から始まり、不動明王像も愛染明王像も、おどろおどろしいというよりは、温か味のある厳しさと、むしろ清々しさを感じました。



でもね。



平日の昼間、ゆっくり見ていると、傍らに欄干のような柵から身を乗り出さんばかりにして食い入るように見つめているおじ様がいる。
白髪交じりのあごまでのワンレングスヘア、グレーのツイードっぽいジャケット。
なんか、曰くありげな、物でも書きそうな、先ずサラリーマンはやったことがなさそうな人。

次のコーナーに来ると、あれ、さっき追い越したはずなのに、同じ人が今度は少し離れた位置から全体を真剣に見ている。
いや、背丈が違う。今度の人は背が高い。でも、白髪交じりの長髪で、先ずサラリーマンはやったことがなさそうな人。

ふと振り返ると、似たような人があっちにも、向こうにもいる。外ではあまり見かけないタイプだと思うのだけれど。

振り返ると、愛染明王像の前には荷物を脇に置いて、一心不乱に手を合わせているおば様がいる。


さっきから壁際のベンチに腰掛けて、お腹の前で両手に野球帽を被せている人がいるんだけれど、印かなんかを組んでるのじゃないかという気分になってくる。

ベンチの反対側には、ぐっすり眠りこけていらっしゃるお姉さまがいる。
よく、ここで眠れるなぁ。私には出来ない。

図像のコーナーへ来ると、神武寺の大威徳明王像をじっと見ているお兄さんがいる。
煤けて、よく見えないけれど、躍動感にあふれた図像。
私も、じっと目を凝らしていると、お兄さんはおもむろにポケットから単眼鏡を取り出してガラスに張り付いてしまった。



「秘仏降臨」かぁ。



そういえば私も、胎蔵界の大日如来坐像の結ぶ法界定印と、栄西禅師の頂相像の結ぶ定印と、左右の手の上下が反対だなぁ、と考えながら、それぞれの像の前で手のひらを上下に組み替えてみたりしちゃってたっけ。


国宝館に入って右奥にいらした来迎寺の如意輪観音像のような、穏やかな、何でも望みが叶ってしまったかのような、そういう人もいたのかも知れないけれど、気づかなかったなぁ。
実物はライトのあて具合か、もっと穏やかで神々しい感じでした。




写真は無いのですが、巨福呂坂町内会の歓喜天像が幸せそうで、見飽きませんでした。。
何か、意味があるのだろうけれど、相手の足の親指を踏んでいるところがかわいらしかったです。




特別展「鎌倉×密教」


明日まで。

2011年9月1日木曜日

波打ち際


台風が近づいて、今日も海は大荒れ。
レストランの窓から見える海はこんな感じ。






この夏は、ワンコと朝の海辺を散歩するのが楽しかった。
犬の散歩というよりは、犬を引きずって、私が波打ち際をふらふらと跣で歩く。
犬はあきらめて、しぶしぶ付いて来る。
そんな散歩です。



波打ち際って、海と陸地の合わさるところ。
地球上にどれくらいあるのか?

朝というのは、夜と昼の合わさるところ。
一年の中では、冬至と夏至を境に早くなったり遅くなったりする。

同じ朝でも日によって、潮が満ちていたり、引いていたり。

今日の月はどんなだっけ?新月?満月?
月の満ち欠けも波のようだ。

世の中にも浮き沈みがあるし、人の心も浮き沈みがある。
行ったきり戻らないということはないな。大概、行ったりきたりを繰り返してる。



そんな事を考えながら歩く。
波の音と潮風に包まれて、足首辺りまで水に浸かりながらぼーっと歩く。
まっすぐ歩いて波に飲まれても困るので、寄せる波にあわせて行きつ戻りつしながら。

(わんこが居なかったら、見るからに危ない人でしょうね。犬のキリークに感謝。)

世の中も、人(自分)の心も、こんな具合に出来ないものか?
波にあわせて上手いこと、沖のサーファーのように。


でも、こんな大時化の日は、歩けるような波打ち際も、砂浜もなくなるので、散歩もお休み。
誰かと美味しいご飯を食べて、じっとしているのも良し。




2011年7月28日木曜日

311を想う

今夜は、隣の隣の小さな町の花火大会でした。
去年も家の近所から海越しに花火を見ましたが、
今年はいつになく鮮やかに見えました。
風向きが良かったのもあるけれど、節電のため、海沿いの車道の街灯が消えているのも大きかったのではないかな。

いろいろな花火が上がっていたけれど、昔風のしだれ柳が一番好き。
スターマインも好き。
型物花火で、絵文字のようなスマイルマークがしっかりこちらを向いて笑ってくれたのがうれしかった。

花火を眺めながら、震災のことを想う。
花火大会には鎮魂の意味もあるというから。


来年はどうなっているのだろう。


にぎやかな花火大会はきっと復活するのだろうと思うけれど、煌々と明るい街灯も復活してしまうのだろうか?


花火を検索してネットを彷徨っていたら、こんなところにたどり着きました。
「鎌倉大線香花火大会」




来年はどうなっているのだろう…じゃなくて、
これから自分が、一人ひとりがどうして行くかだな。
きっと。