幸せ

朝、なんとか時間を見つけてワンコの散歩へ出ました。
たまたま誰もいなくて、静かな海でした。

この時間だけは他のことは忘れて、気兼ねなく伸びをして、引き潮の描いた模様に足跡を付けて歩いて、幸せだなぁと思ったのでした。

ワンコにも聞いてみたのですが、やつは何も言わずに、その辺の匂いを嗅ぎまくり、小鳥ちゃんを追いかけ回し、幸せだなぁと思うというよりは、幸せを満喫しているように見えたのでした。

これを書いている今はもう、忙しない移動の途中です。

幸せだった状況を思い出しても、そんなに幸せな気持ちにはなれないけれど、
幸せだった心の状態を思い出すというか、心の中で再現すると、なんだか穏やかな気持ちにはなります。

今日の稲村ヶ崎 今日も稲村ヶ崎の夕暮

真っ直ぐ家に入るはずが

空も海も

刻々と色合いを変えて行く

知っている顔と

一言二言言葉を交わしながら眺める

暖かくて良いね

今日の稲村ケ崎 宵空

なんて事のない冬の日々の宵

「惑星に住んでいる」

って気分になれる！

実際にそうなんだけれど…

今日の稲村ケ崎 東側の崖にイソギク

トベラの間に咲いている

ツワブキじゃない黄色い花が

イソギク

今日の稲村ヶ崎 不思議の島再び

今日もまた

不思議の島

伊豆半島の懐の

光芒が射している辺りに

黒い島が浮かんでいます

じっと見ていると

数が増えたり減ったりしている様にも見えます

今日は大島の隣の小さな島も

くっきりと浮かんで見えました

いつか大島が

ぽっかり浮かんで見えることもあるのだろうか

今日の稲村ケ崎 夕暮れ時

今日の夕暮れ

穏やかで

静かな

夕暮れ

日々の夕暮れ

何枚か撮っていると

薄い三日月が出ているのに気づきました

左斜め上は金星

空が暗くなったら

もっとはっきり見えるようになるかと

待っていたら

夕焼け色も消え

月も沈んでしまいました

今日の稲村ヶ崎

沈みきると寂しいので

これくらい

今日の稲村ケ崎 Inamura Classic

INAMURA　CLASSIC　に敬意を表して

朝、眠い目をこすりつつ

ワンコの散歩に出たところ

いつも海の見える場所まで来たら人間がいっぱい

右を見ても

左を見ても

江ノ電が着くとぞろぞろと人が道にあふれて

皆さん穏やかで

知り合いを見つけると

静かに挨拶を交わし

またじっと海を見ていました

昨日の虹のお陰かな

今日の稲村ヶ崎 仙人がやってきた

おきまどわせる白菊の花…

ほど、涼しくはないけれど

庭に咲いたセンニンソウ

クレマチスの仲間の原種

種に白いヒゲが付いているらしいけれど

見たことはないなぁ

何処からともなくやって来て

庭に居着いた仙人

線路端にも咲いています

八月の青い空

何十年振りかの

市営プール

お盆過ぎのプールは人も少なく

今はもう夏休みの宿題の心配もなく

心ゆくまで泳いだら

トンボと戯れて

プールサイドに寝転がって

青い空を見上げる

こうでなければとか

ああしなければとか

………

そんなことどうでもいい

今日の稲村ケ崎 夜光虫

何と言ったら良いか、

生まれて初めて見たので感激しています。

しかも稲村ケ崎で。

真っ黒な写真の真ん中ら辺に、

なにやら白いモヤモヤが写っています。

決して怪しいモノではなく、

じっと目を凝らすと波頭の形になっていて、

崩れる波に連れて横にサッと走ったり。

波打ち際でぶわっと光ったり。

昼間の赤潮の錆色とは

打って変わってとても

不思議で美しい

いつかまた

見たいな

flow 曖昧な境界

音無川の河口

昨日の雨と

津波と

満ち潮が連れて来た海藻が揺れている

よく見ると

水の中に

微かな陽炎が揺れている

小さな汽水域

境目が曖昧なまま

ゆらゆら　ゆらゆら

流れてゆく

季節もまた

行きつ戻りつ

遷り変わってゆく

人生もまた然り

今日の稲村ケ崎 音無川

大好きな眺めのひとつ

奥のほうは

小さな滝のようになっていて

　暖かくなると

カニさんが日向ぼっこする

もっと上流は

暗渠になっている

大昔は

瀧があって

山道を廻って修行する

そんな場所があったんだって

歩いてみたかったな

私の生まれる前の話

今日の稲村ヶ崎 雪

静かな景色

沖の方は

湯気が立っていました。

今日の稲村ヶ崎 元日の眺め

何十年振りにか、

稲村で新年を迎えました。

江ノ電は止まるし、

何だか静かなお正月です。