2012年12月12日水曜日

今日の稲村ケ崎     散歩



犬を連れて砂浜を散歩する


波打ち際のきれいな小石を拾ったり

立ち止まって景色を眺めたり

ふらふら歩く私と



打ち寄せられた海草の匂いを嗅いだり

急に走り出したかと思うと

ふと立ち止まる犬と






時々は

犬を連れて歩くのが億劫になる

そういう時は

犬の後を付いて歩いたりする



犬に連れられて散歩する



七里方面



稲村方面



歩道に上がってちょっと視線が高くなると

海が岬に抱かれているような

自分も一緒に包み込まれているような

そんな景色になる



稲村ケ崎より 夕景



2012年11月7日水曜日

今日の稲村ケ崎   イソギク


飾り気の無い、

でもそれだけでなく、

はっきりとした自己主張のある黄色い花。

白く縁取られた明るい緑の葉。





稲村ケ崎はイソギクの自生地なんだって。

大好きな花のひとつです。


断崖の、それも崩れつつあるような場所に群生しています。

雑草と一緒に刈り取られてしまうのでしょうか、

手近な場所にはあまり生えていません。



目下の野望は、

このイソギクを実生で増やすこと。

お店でも売っているけれど、

「イナムラのイソギク」

って、いい響きだと思う。


2012年9月29日土曜日

今日の稲村ヶ崎 酔芙蓉


稲村ケ崎から
極楽寺にかけて散歩していると、
実生で増えたのか、
そこかしこに
様々な芙蓉が咲いています。


見つけて歩くのが、
朝夕の散歩の楽しみ。


近所で一番豪華なのは、
半八重で白から紅色に変わる酔芙蓉。

 酔芙蓉



顔色ひとつ変えない白芙蓉は、
酒豪なのか、下戸なのか。


白芙蓉



これは薄ピンクから紅色へ変わる一重の酔芙蓉。





2012年9月19日水曜日

朝露

昨夜の雨は、まだ上がりきらない。

ようやくたどり着いた朝の庭。





曇り空を映してそこかしこに、

蜘蛛の糸で繋ぎとめた露の玉が光る。




2012年9月8日土曜日

今日の稲村ケ崎    センニンソウ

草茫々

ほったらかしの庭に
白い小花が咲いているのに気付いた

種が熟すと
白鬚の仙人に変身するらしい

それまで居付いてくれるだろうか


仙人草(有毒)

2012年8月31日金曜日


新宿駅西口



空を見上げていると

辛かった時のことを思い出す





どんな時にも

誰の上にも空がある


何処にいても

太陽が、月が私を照らしてくれる

美しく輝く星々と私の間を

遮るものは何も無い


もし


空を見上げることが出来ない状況にある人がいたら

どんなに辛いだろう

そんな人がいるのなら

どうぞ少しでも楽になりますように




そんな事を考えてた



2012年8月16日木曜日

2012年8月4日土曜日

今日の稲村ケ崎   音無川の河口

何時の頃からか

砂浜にコンクリートの橋がある

こんな日は

引き波の時だけ渡れる小島のよう

高価なビーサン置き場

2012年6月16日土曜日

今日の稲村ケ崎  六月の海

垂れ込めた雲の向こうに
山裾が蒼く光る


六月の海の曖昧な水平線


あの波の下には
小さな頂があるはず


雲海の縁のような波打ち際から
遠い海の底を見渡す



2012年6月8日金曜日

今日の稲村ケ崎 ホタルブクロ



ホタルブクロ

ホタルブクロを摘むと

雨になるって誰かが言ってた





2012年6月7日木曜日

今日の稲村ケ崎 切通しの木苺


稲村ケ崎の切通しにも、木苺が実っていました。




幼稚園の裏山、

江ノ電の線路脇の空き地、

何にも考えずに走り回ってた。


ちょっと青っぽくて、

そんなにたくさん食べたいものじゃないけれど、

子供の頃の景色を思い出す。

2012年6月5日火曜日

今日の稲村ケ崎  磯が引いてる

今朝、いつものようにワンコと散歩していると、
普段見かけない岩が出ているではありませんか。

昨日の月食は見られなかったけれど、
満月だったと言うことは大潮なのでしょう。


最近、砂が減ったせいか、
潮が引くと見慣れない岩が現れます。


稲村ケ崎 袖ヶ浦 正面



稲村ケ崎 公園の下


秘密の場所(笑)


打寄せられたクラゲ




七里ガ浜に向かって歩くと、
こちらは子供の頃から見慣れた磯が出ています。




わが母校の後輩達(幼稚園)

幼稚園の遠足に混じって、沖のほうまで歩いてみました。






こんな潮溜まりがいくつもあって、見飽きません。




タコを発見!

タコの足

時々、口をパクパクさせている、なんだか分からない生き物。




そして、携帯を海水に突っ込みそうになりながら撮った、
美味しそうなウニ!




電池も切れたので、潮が引ききった辺りで退散しました。

ここの磯は、浜からちょっと離れているのです。

ルートを誤ると、服が濡れそうでどきどきします。


2012年4月7日土曜日

2012年4月4日水曜日

今日の稲村ケ崎 月とカモメ



いつか突っついてやろうと、虎視眈々と月を狙っているカモメ。
太陽が富士山に、静かに食べられてゆくのを横目で見ながら。

今日の稲村ケ崎 ダイヤモンド富士

陽が傾き始めると、
黒っぽい大きな荷物を抱えた人々が、どこからともなく集まってくる…


あ、そうか。

今日は富士山頂に夕陽の沈む日なんだ。







皆一様に望遠レンズを構えて、海鳥のコロニーみたいにも見える。
去年の「ダイヤモンド富士」は、この人間の群れを見てびっくりしているうちに過ぎてしまいました。
今年は私も、人のいなさそうなちょっと脇から参加してみました。




日が沈んだ後は、富士山から後光が射しているみたい。


2012年3月20日火曜日

今日の稲村ケ崎  seaglassが豊作

先日の春の嵐で、seaglassがいっぱい寄ってました。


seaglass

相変わらず、犬の散歩か、人の散歩か、分からない散歩をしてます。


そろそろ、ダウンコートが暑くなって来ました。

2012年2月1日水曜日

今日の稲村ケ崎 痛い

ものすごい風。
飛んでくる砂で顔が痛い。

このあたりですでに痛い


風紋ができるところ

家に帰ったら、頭の中、砂だらけ。
コートのポケットも、砂だらけ。


2012年1月30日月曜日

今日の稲村ケ崎

 
自分的には、かなり危険を冒して撮影したつもり。

2012年1月28日土曜日

今日の稲村ケ崎「なんじゃ、こりゃ?!」


主役は、
画面中央左より、
パン屑を食べに来たセキレイです。

2012年1月26日木曜日

捨てられない手紙 胎内納入文書

その辺に置いておく訳にも、燃やしてしまう訳にも行かない手紙や書類。
昔の人にも、そういう物があったのですね。
なんだか捨てるに忍びない手紙とか、いろいろあった時のちょっとした記録とかだったのでしょう。


仏像の胎内に納められた印仏の用紙は、どうも真新しい紙ばかりではなかったようです。
と言っても反古紙というのではなく、古文書として重要文化財に指定されるような内容の物もあったようです。








いろいろアレなお手紙や書類の裏から、細い線彫りの仏画の印を淡々と、びっしり一面に押してゆく。何十枚。否、何百枚も。綴じて丸めて、仏像の胎内にぎゅっと収めて封をする。
書いた人、かかわった人々の思いも封じ込めて。



今時の、メールやブログは、どうしたものでしょうか。
原子力災害対策本部の議事録などは、当事者達の体内納入文書かなにかにしたつもりなんですかね。




印仏だけでなく、造立の謂れ、お経、真言、お香、仏舎利、仏像、内蔵の模型…さまざまなものが納入されていました。





神奈川県立金沢文庫、 「仏像からのメッセージ 像内納入品の世界」、2月5日(日)まで。


今日の稲村ケ崎 月と金星





月と金星

2012年1月19日木曜日

今日の稲村ケ崎 冬の日


薄曇り
波は穏やか
ありふれた冬の一日

寄せては返す波の音
刻々と変わる空の色

繰り返す日々が
螺旋を描くように変って行く




海岸へ降りて
右を見て
左を見て
足元を見て
ちょっと歩くとこんな景色も在る