2011年9月1日木曜日

波打ち際


台風が近づいて、今日も海は大荒れ。
レストランの窓から見える海はこんな感じ。






この夏は、ワンコと朝の海辺を散歩するのが楽しかった。
犬の散歩というよりは、犬を引きずって、私が波打ち際をふらふらと跣で歩く。
犬はあきらめて、しぶしぶ付いて来る。
そんな散歩です。



波打ち際って、海と陸地の合わさるところ。
地球上にどれくらいあるのか?

朝というのは、夜と昼の合わさるところ。
一年の中では、冬至と夏至を境に早くなったり遅くなったりする。

同じ朝でも日によって、潮が満ちていたり、引いていたり。

今日の月はどんなだっけ?新月?満月?
月の満ち欠けも波のようだ。

世の中にも浮き沈みがあるし、人の心も浮き沈みがある。
行ったきり戻らないということはないな。大概、行ったりきたりを繰り返してる。



そんな事を考えながら歩く。
波の音と潮風に包まれて、足首辺りまで水に浸かりながらぼーっと歩く。
まっすぐ歩いて波に飲まれても困るので、寄せる波にあわせて行きつ戻りつしながら。

(わんこが居なかったら、見るからに危ない人でしょうね。犬のキリークに感謝。)

世の中も、人(自分)の心も、こんな具合に出来ないものか?
波にあわせて上手いこと、沖のサーファーのように。


でも、こんな大時化の日は、歩けるような波打ち際も、砂浜もなくなるので、散歩もお休み。
誰かと美味しいご飯を食べて、じっとしているのも良し。